潮目SHIOME
データ基準日 2026-06-12(終値) 更新 2026-06-13 06:33 毎日 朝6:30(米国反映)・平日17:00(東京引け後)更新

シグナル SIGNALS

自前検証(2020〜2026・8ラウンド)で統計的に確認できた現象だけを、検証統計ごと透明に開示するページ。確認できなかったこと(価格のみのテーマ・モメンタムに優位なし等)も隠さず書きます。

基準日 2026-06-12(終値ベース)
⚠️ 本ページの全ての統計・銘柄リストは情報提供であり、売買推奨・投資助言ではありません。バックテストは同一データでパラメータを決めた在標本(in-sample)統計で、取引コスト・スリッページ・税は未控除です。過去の統計は将来の成績を保証しません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

① 押し目スクリーン — 上昇トレンド銘柄の急落を拾う

12ヶ月上昇トレンド内にある銘柄が直近5日で大きく売られたとき、5日先の平均リターンはユニバース平均を上回る——という自前バックテストの観測に基づく機械的な抽出リスト(ウォッチリスト用途)。

スクリーン条件(全て開示・当日終値断面のみ):
・流動性: 60日平均売買代金 3億円/日 以上
・下落幅: 5日リターンがクロスセクション下位10%
・トレンド: 終値 > 100日移動平均 かつ 12ヶ月前比プラス(上昇トレンド内に限定)
・除外: 1日 -12% 超の急落銘柄・有効データ120日未満
5日先 平均リターン
+0.78%
ベースライン +0.56%
5日先 中央値
+0.40%
勝率(>0)
53.3%
ベースライン 53.9%
サンプル
11,328
248営業日
統計の正直な読み方: 平均リターンはベースライン(同流動性の全銘柄)を上回りますが、勝率はベースラインをやや下回ります=当たり外れの振れが大きい「裾の広いリバウンド」を拾う統計です。検証期間 2024-06-12〜2026-06-12 の在標本(in-sample)であり、単純な5日逆張り(トレンド条件なし)には優位が無いことも同時に確認しています(個別株の逆張り日次IC +0.002, t=0.26 で非有意。2026-06-13検証)。
四半期別の安定性(5四半期)
四半期件数勝率%平均%
2025Q257353.4 +0.12
2025Q33,15155.6 +0.86
2025Q42,68957.6 +1.03
2026Q12,89947.2 +0.12
2026Q22,01652.9 +1.47

本日の該当銘柄(売られた順・上位20 / 全74件)

銘柄コード業種5日%1日%12カ月%MA100乖離%売買代金(億/日)リンク
武蔵精密工業7220輸送用機器 -40.4 -4.8 +84 +25.1 142 株探
フィックスターズ3687情報・通信業 -39.1 -4.0 +1 +38.7 57 株探
三櫻工業6584輸送用機器 -18.5 -4.6 +58 +15.1 8 株探
リガク・ホールディングス268A精密機器 -17.3 1.8 +257 +19.4 110 株探
アンリツ6754電気機器 -17.2 0.1 +121 +19.1 70 株探
日本ケミコン6997電気機器 -16.2 1.6 +279 +81.9 37 株探
住友電気工業5802非鉄金属 -15.7 7.0 +284 +11.9 818 株探
堺化学工業4078化学 -15.5 1.9 +85 +22.1 15 株探
ラサ工業4022化学 -15.3 6.2 +169 +7.3 32 株探
ミネベアミツミ6479電気機器 -15.2 -2.0 +110 +27.0 96 株探
ジーエス・ユアサ コーポレーション6674電気機器 -14.9 -1.6 +150 +13.4 71 株探
TDK6762電気機器 -14.8 -1.6 +133 +37.6 433 株探
トクヤマ4043化学 -14.7 1.5 +66 +12.3 38 株探
古河電気工業5801非鉄金属 -14.2 3.2 +514 +23.5 2756 株探
RS Technologies3445金属製品 -13.7 1.4 +122 +36.0 14 株探
テスホールディングス5074建設業 -13.6 3.0 +161 +21.7 32 株探
メイコー6787電気機器 -13.3 5.7 +376 +20.0 170 株探
オプテックスグループ6914電気機器 -13.3 -3.5 +163 +28.1 7 株探
アステリア3853情報・通信業 -13.2 -0.9 +183 +14.9 38 株探
浜松ホトニクス6965電気機器 -12.9 2.8 +60 +20.5 106 株探

急落には決算・業績修正など「下がるべき理由」があることが多々あります。必ず材料を確認してください。本リストは売買推奨ではありません。

② US→JP 翌日フロー予報 — 米国の資金は翌日どこへ向かうか

自前検証で唯一・統計的に有意だった連鎖「米セクターの資金流入シェア上昇 → 翌日に対応する日本テーマへ資金が向かいやすい」(IC +0.020, t=+2.93, 約6年の日次検証)の当日版。

重要: 予測できるのは翌日の資金の向かい先(フロー)であってリターンではありません。検証ではフロー→リターンの連鎖は確認できませんでした。「明日はこのテーマの売買が膨らみやすい」という注目度の予報としてご覧ください。
米セクター(流入シェア上昇)Δシェア(前日比pt)流入1d%→ 対応する日本テーマ
米金融 XLF +3.8911.42 銀行・金利上昇
米通信 XLC +1.243.54 ゲーム・エンタメ
米素材 XLB +1.163.36 対応テーマなし
米地銀 KRE +0.344.28 銀行・金利上昇
米公益 XLU +0.323.24 電力・原子力再生可能エネルギー・水素

米国市場 2026-06-12 終値時点。検証統計: IC +0.020 / t=+2.93 / n≈1,460日(Phase -1 検証 R3(2020-2026 日次, フロー→フロー))。ICは小さく「弱いが一貫した傾向」です。

③ カレンダー・アノマリー — 月替わり効果(記述統計)

「月末の最終3営業日〜月初の3営業日は株式リターンが高い」という古典的アノマリー(Turn-of-Month効果)の、日経平均10年データでの再計算。

月内の位置営業日数平均リターン(bp/日)勝率%t値
M-3121 +23.8 56.22.35
M-2121 -3.8 47.1-0.36
M-1121 -16.4 43.8-1.44
M+1121 +18.5 61.21.41
M+2121 +4.6 53.70.36
M+3121 -14.2 53.7-0.91
その他1715 +8.4 53.82.71
曜日別(参考)
曜日営業日数平均リターン(bp/日)勝率%t値
449 +3.4 55.50.47
499 +20.3 58.13.52
500 +3.8 49.60.7
496 +5.5 51.80.93
497 -0.5 52.3-0.09

M-1=月末最終営業日、M+1=月初第1営業日。対象: 日経平均(^N225)・2016-06-13〜2026-06-11。1bp=0.01%。よく知られたアノマリーは広く認知された時点で弱まる可能性があり、将来の有効性は保証されません。

④ 確認できなかったこと(同じ厳密さで開示)

本サイトの検証(Phase −1: 2020〜2026 週次・日次、計8ラウンド+クロスモデルレビュー2回)で優位性が確認できなかったもの:

価格のみのテーマ・モメンタム順張り — トレンドフォロー戦略の厳密版でシャープ 0.52 vs 市場 1.37、α −6.1%/年(t=−0.86, 非有意)。「強いテーマに乗れば勝てる」は価格データだけでは成立しませんでした。
個別株の単純な短期逆張り — 5日リターン逆順の日次IC +0.002(t=0.26, 非有意・2026-06検証)。テーマ級で観測される平均回帰は、個別株5日にはそのまま現れません。
米セクター→日本テーマの「リターン」連鎖 — フロー→フローは有意(上記②)だが、フロー→リターンは非有意。

だからこそ本サイトは「予測」ではなく現状の資金フローの可視化(予習支援)を主目的としています。